NECとNECソリューションズ(中国)は26日、三池工業の広州における自動車部品の生産法人である広州三池において、部材・仕掛品をリアルタイムに一元管理し、棚卸作業含め、棚卸資産管理の効率化を実現するシステムを構築したと発表した。
業務システム基盤「GdFrame」を活用し、取り扱う部材や仕掛品のラベルを統一、入出庫や生産工程においてハンディ端末でラベルを読み取ることで部材・仕掛品の所在状況を把握できるシステムを構築した。これにより、リアルタイムに在庫と生産進捗を把握でき、実地棚卸作業の頻度と工数を削減するなど、棚卸資産管理を効率化することが可能になった。
同社のGdFrameは拡張性と柔軟性が高く、短期間のトレーニングによりシステムの改修ができ、またWebベースのシステムのため、他拠点への展開も容易に実現できる。