東芝は12月26日、PCI Express(PCIe) Gen3(8Gbps)に対応した2レーン(4differential channel)SPDTスイッチ「TC7PCI3412MT/TC7PCI3415MT」を発表した。
2製品ともに、従来製品に比べスイッチ端子容量を低減させることで、周波数特性10GHz@-3dBを実現しており、信号品質の劣化を抑えた高速伝送が可能。
動作電源電圧(VCC)は3.0V~3.6Vで、挿入損失(IL)-1dB@VCC=3.3V(f=4GHz)、スイッチオン容量(CI/O)1.5pF(typ.)@VCC=3.3Vを実現。パッケージはTQFN42を採用し、デスクトップPCやノートブックPC基板上のPCIeスロットやコネクタと、スイッチとの配置関係において、それぞれ最適なピン配置製品が提供される。
また、PCIeのほかにUSB 3.0やDisplayPort1.2、SATA3.0などの高速差動伝送への応用も可能だという。