総務省はこのほど、2011年の社会生活基本調査の結果を発表した。社会生活基本調査は、国民の生活時間の配分を調べて行政施策に活かすことを目的としたもので、昭和51年から5年ごとに実施されている。2011年は、10歳以上を対象に全国から約4000世帯(約1万人)を選定して調査が行われた。
同調査では仕事や家事、学業などに関するさまざまな統計が行われており、インターネットの利用時間などもまとめられている。
調査結果によると、2011年におけるインターネット利用の総平均時間(非利用者を含めた平均値)は39分で、2006年の1.5倍以上に増加。男女別の利用時間は男性51分、女性27分で、男性の方が2倍近く長い。曜日別では、平日は土日よりも利用時間の総平均が長くなっている。
また年齢別にみると、利用時間、利用者の割合ともに25~34歳が最も多い。
なお、インターネットの総平均利用時間については、仕事関連の利用よりも、自由時間での利用の方が利用時間が長くなっている。