東芝ソリューションは20日、製造業の顧客向けに市場品質管理ソリューション「PQTMeister(ピーキューティマイスター)」の販売を開始すると発表した。

市場品質管理ソリューション「PQTMeister」全体イメージ

PQTMeisterは自動車メーカー、自動車部品メーカーの顧客の多くのシステム導入経験から生まれた同社製パッケージで、顧客の運用に合わせた機能のカスタマイズ・アドオンへ迅速に対応、経験で培った豊富な導入テンプレートにより、スムーズなシステムの立ち上げを支援する。

「画面テーラリング機能」を標準で搭載し、各部門が必要とする画面要求に迅速に対応。グローバル展開している製造業の顧客のニーズに対応できるよう、日本語、英語、中国語の3カ国語に対応。Windows/Linux/Solarisプラットフォーム上で動作し、データベースはOracle/DB2/PostgreSQLに対応、顧客の基幹システムとのシームレスな接続が可能となる。

同ソリューションは、「PQTMeister 市場品質」、「PQTMeister トレーサビリティ」の2つから構成され、導入する顧客のニーズに応じ、単独または組み合わせて導入できる。これにより「顧客視点での品質向上」とリコール等への「素早い市場処置の対応」を支援し、企業価値の向上を実現する。

「PQTMeister 市場品質」

「PQTMeister トレーサビリティ」

同社は、自動車や自動車部品、精密機械や電子機器などの製造業の顧客を中心に提案し、今後3年間で、市場品質管理ソリューションの分野で15億円の売上を目指す。