東芝は12月20日、微細CMOSプロセスを活用し、ドロップアウト特性を改善した300mA出力LDOレギュレータ「TCR3DMxxファミリ」(出力電圧1.0~4.5V)を発表した。
同ファミリは、1.0mm×1.0mm×0.6mmの小型DFN4パッケージを採用しつつも、140mV(標準)@3.0V、300mAの特性を実現したほか、高速負荷過渡応答回路、低ノイズ回路も搭載している。また、基本機能の過電流保護、過熱保護、出力オートディスチャージのほか、突入電流も抑制しているため、小型携帯機器を中心とした幅広いアプリケーションに適用できると同社では説明している。
なお、同ファミリはすでに評価サンプルを出荷中で、2013年3月から量産を開始する予定だとしている。