米Twitterは12月19日(現地時間)、ユーザーが過去のツイートのアーカイブをダウンロードできる新機能を発表した。英語で使用している一部のユーザーはすでに利用できるようになっているが、全ユーザーへのロールアウトが完了するには数週間から数カ月かかるという。
アーカイブを入手するには、Twitter.comで設定画面を開き、設定ページの最下部に設けられた「Your Twitter archive」で「Request your archive」ボタンをクリックする。ダウンロードする用意が整うと登録してあるEメールアドレスに、アーカイブファイルへのアクセス方法を書いたメールが送られてくる。
アーカイブはWebブラウザを使って月ごとの閲覧が可能。また検索機能を使って、キーワードやフレーズ、ハッシュタグ、@ユーザー名などでツイートを絞り込める。
ツイート・アーカイブのダウンロード機能は、多くのTwitterユーザーが熱望していた機能だった。ユーザーはデータポータビリティのあるサービスを好む。しかしながら、ユーザーがアーカイブを入手できるようになると、ユーザーがライバルサービスに乗り換えやすくなる。その点に対してTwitterは、アーカイブを見返して面白いと思ったツイートを#TwitterArchiveというハッシュタグで再投稿できるようにするなど、ユーザーが過去のツイートも今のツイートとして楽しめるようにしている。
Twitterのアーカイブ機能提供開始に合わせて、TimehopがTwitterアーカイブのインポート機能を用意した。Timehopは、FacebookやTwitterから1年前の今日何をしていたか思い出させてくれるサービスを提供している。ただしTwitterは最近の3,500ツイートしか辿れないため、Twitterのヘビーユーザーは同サービスを活用しにくかった。