Evernoteは、同社のMac用画面キャプチャ&図形描画アプリ「Skitch for Mac」の最新版となるバージョン2.0.3を公開した。最新版はEvernoteサイトから直接ダウンロード可能。なお、Mac App Storeでも近日中に公開となる予定。
「Skitch for Mac」は、Evernote社が無償配布している画像描画アプリ。Macの画面のスクリーンショットやFaceTimeカメラで撮影した画像、あるいは読み込んだ画像に対して、矢印や直線、図形、テキストなどを使って簡単に注釈を付けることができる。もちろん、まっさらな白いキャンバスへの描き込みも可能だ。
今回リリースされたバージョン2.0.3では、バージョン1.0でよく使われていたいくつかの機能が復活。スタイルメニューに多数の項目が追加され、好きな色を自由に選べるようになったほか、スタイルバーにサイズを複数追加し、画像の大きさに合わせて描き込みの大きさを簡単に指定できるようになった。また、画面キャプチャ機能にタイマー機能を搭載し、より自由度の高い画面キャプチャが可能となっている。さらに、共有オプションが拡大し、画像をメールやメッセージ、Twitter、Facebook、iPhotoで共有したり、デスクトップの背景として設定できるようになった。このほか、FTP/sFTP での共有オプションが復活し、対応サーバへの共有が可能になるなど、全体的な操作性がさらに向上している。
なお、Mac App Store版の旧バージョンのユーザで、2.0.3を今すぐ試したい場合は、一旦Skitchをゴミ箱に移動したあと、 Evernoteサイトから直接ダウンロードすることで利用できる。ただし、Mac App Storeによるアップデート通知には非対応となり、直接ダウンロードしたバージョンのアップデート通知を受信することになる。