ゾーホージャパンは12月18日、サーバ・ネットワーク統合監視ツール「ManageEngine OpManager(以下、OpManager)」にNetAppストレージシステムやWindows Server 2012、Windows 8に対応した監視機能を追加した最新版「リリース9.4」の出荷を開始した。
最新版リリース9.4では、NetAppストレージシステムやWindows Server 2012、Windows 8に対応した装置テンプレートとスナップショットの追加や、装置のメモ情報をCSVファイルから一括インポートする機能の追加、さらにActive Directory認証に対応するなど、サーバやネットワーク管理者の運用工数を効率化する機能を追加、または強化している。
ネットアップ社のNetAppストレージシステムに対応した装置テンプレートは、NetAppストレージのパフォーマンス監視の運用を容易にする機能で、スナップショット画面を提供し、一目でステータスを把握できる機能を追加。さらに、今年9月に発売されたWindows Sever 2012、クライアントOSのWindows8に対応した装置テンプレートも追加している。
Active Directory認証機能対応では、Active Directoryのユーザ情報をインポートして管理者を登録できるため運用工数を削減でき、OpManagerにログインするネットワーク管理者にとっても、管理するパスワードが減り、負担が少なくなる。
価格は、50から1000の監視対象(デバイス)数に基づくライセンス体系となっており、オプションライセンスによる機能の追加も可能。「Essential Edition(50デバイスから)」が監視対象数50装置からの価格が、年間ライセンス料金17万円から、通常ライセンス料金が40万8,000円からとなっている(いずれも税別、年間保守サポート付)。