日本HPは12月18日、独自ソフトウェア「HP Velocity」の搭載によって安定したネットワーク品質を実現する14.0インチ液晶搭載モバイルシンクライアント「HP mt40 Mobile Thin Client(以下、mt40)」を発表した。
「mt40」は、第3世代のIntel Celeron B840プロセッサーを搭載した14.0インチ液晶ディスプレイ搭載モバイルシンクライアントで、省スペースな据え置き端末としてのみならず、会議室などに持ち運べるモバイル端末、セキュアな在宅勤務用端末としても最適な製品となっている。無線規格は802.11a/b/g/nをサポート。また、2本のアンテナでデュアルチャネルにも対応する。
また、仮想環境におけるネットワークの品質を改善し、快適なレスポンスを実現する独自ソフトウェア「HP Velocity」を標準搭載、これによりパケットロスや輻輳(ふくそう)、ジッター(ゆらぎ)などの問題を改善し、ネットワークの品質を改善する。特に画面転送や動画再生、音声会議、ストリーミングなど、リアルタイム性が求められるアプリケーションの利用時に効果を発揮、オフィスや外出先など、複数のネットワーク環境に接続するモバイル端末において、より有効に活用できる。
主な仕様は、CPUがIntel Celeron B840、グラフィックスがIntel HD グラフィックス、メモリが4GB DDR3 SDRAM、ストレージが16GB SSD、OSがWindows Embedded Standard 7(WES7E 32-bit)。価格は6万9,300円。