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Oracleは17日(米国時間)、Oracle NoSQL Databaseの最新版となる「Oracle NoSQL Database 2.0」をリリースした。Oracle NoSQL Databaseは分散キー・バリュー型のNoSQLデータストア。2.0ではパフォーマンスの向上やOracle Database及びHadoopとの統合強化などが実施されている。
Oracle NoSQL Databaseは、昨年行われたOpenWorld 2011にて発表されたばかりの最新プロダクト。Berkeley DB Javaエディションを活用してJavaで開発されており、シンプルなデータモデルの下でキー・バリューの機能を提供することで高いスケーラビリティと高可用性を実現している。
Oracle NoSQL Database 2.0では、開発者の生産性を向上させるための新たなC APIの導入やWebコンソールによる管理性の向上、Oracle Databaseとの統合強化としてOracle Databaseから外部テーブルを介して直接Oracle NoSQL Databaseにアクセスできるようになった。また、JSONオブジェクトやスキーマ進化サポートを介してのHadoopとの統合改善も実施されている。