東日本旅客鉄道(JR東日本)など交通関係11団体はこのほど、交通系ICカードの全国相互利用サービスを3月23日から開始すると発表した。11団体は2011年5月に全国相互利用サービスの実施を表明しており、今回、開始日が正式に決まった。
全国相互利用サービスの対象となる交通系ICカードは、Kitaca / PASMO / Suica / manaca / TOICA / PiTaPa / ICOCA / はやかけん / nimoca / SUGOCAの10種類。
現在、これらのICカードは対象地域や用途が統一されていないが、同サービスにより、1枚のICカードを全国の鉄道やバスで利用できるようになる。利用可能となる交通事業者は、鉄道が52、バスが96、計142事業者(6事業者は重複)。
また、各交通系ICカード加盟店では、電子マネーによるショッピングも1枚のカードで済ませられる。ただしPiTaPAは電子マネーの相互利用の対象外となっている。