A10ネットワークスは12月17日、アプリケーションネットワーキングプラットフォーム「AXシリーズ」をベースとした「aCloudソリューション」を発表した。
「aCloud」は、アプリケーション配信機能を提供するAXシリーズと、その管理ツールとのセットで構成されたエコシステムで、クラウドサービスプロバイダ向けに、機能追加を行えるPay-as-You Grow環境と課金システムを提供。
同機能は、自動的にSoftAXの構築とライセンシングスキームを提供するクラウドライセンスサーバーと統合された課金システムで構成され、需要に合わせたPay-as-You Growの課金モデルを実現する。
AXシリーズは主に、ソフトウェアベースの仮想ADC「SoftAX」、アプリケーションネットワーキングパフォーマンスを提供する「AXシリーズハードウェアアプライアンス」、AXアプライアンスを使用したSoftAX専用ハードウェア「AX-V」からなっている。
また、管理ツールは、AXシリーズハードウェアとSoftAXをサポートする「aGalaxy管理サーバー」、自動的にSoftAXの構築とライセンシングスキームを提供する「クラウドライセンスサーバー」、RESTベースのXML APIにより、管理システムに管理環境を統合する「aXAPI」からなる。
なお、SoftAX、AXシリーズアプライアンス、AX-Vアプライアンス、aGalaxy管理ソフトウェアは既に提供されており、aCloudクラウドライセンスサーバーは2013年第一四半期に出荷予定となっている。