日本マイクロソフトは12月17日、SCSK、ソフトバンク・テクノロジー、デル、東芝ソリューション、日本HP、日本ユニシスの計6社とともに、「Microsoft SQL Server 2012 Enterprise エディション」(SQL Server 2012 Enterprise) をベースとした超高速データベース マシン「Microsoft SQL Server SSD Appliance」を、同日より順次提供開始すると発表した。なお、SCSKは、NECと連携して同アプライアンスを提供する。
「SQL Server SSD Appliance」は、すべてのデータ領域にフラッシュメモリストレージを採用することで、瞬時にデータの読み書きを行うトランザクション処理にも、大量データを高速に読み取るデータウェアハウス処理にも対応できる高速データベースマシン。
「SQL Server 2012 Enterprise」に最適化されているため、設計やチューニングを行うことなく、ワークロードに適したパフォーマンスが提供される。
SCSK/NECが提供するのは、「SQL Server SSD Appliance by SCSK & NEC」で、価格は4,950万円。構成は、サーバがNEC Express 5800/1080a-E スケーラブル HA サーバ(8P80C(Intel Xeon E7-8800)、1,024GB RAM)で、ストレージがViolin Memory V-6606-HA24-8xFC、ストレージ容量は6.6TB。
ソフトバンク・テクノロジーが提供するのは、「SQL Server SSD Appliance by Supermicro」で、価格は3,150万円 (2台セット価格) 。構成は、サーバがSupermicro 8way SQL Edition(8P80C(Intel Xeon E7-4870)、1,024GB RAM、10Gbインターコネクト付)で、ストレージがFusion-IO ioDrive2 Duo×2、ストレージ容量が4.8TB。
デルが提供するのは、「SQL Server SSD Appliance by DELL」で、価格は1,220万円。構成は、サーバがDELL PowerEdge R820(4P32C(Intel Xeon E5-4600)、512GB RAM)で、ストレージがFusion-IO ioDrive2 Duo×2、Dell Express Flash PCIe SSD×4、ストレージ容量が4.8TB (+SSD 4.6TB)。
東芝ソリューションが提供するのは、「SQL Server SSD Appliance by Toshiba Solutions」で、価格は2,590万円。構成は、サーバがToshiba FlexSilver/NX(4P40C(Intel Xeon E7-4870)、1,024GB RAM)で、ストレージがToshiba Violin 6000 モデル6606、ストレージ容量が6.6TB。
日本HPが提供するのは、「SQL Server SSD Appliance by HP」で、価格は1,837万5,000円。構成は、サーバがHP ProLiant DL980(8P80C(Intel Xeon E7-4870)、1,024GB RAM)で、ストレージはHP VMA3205、ストレージ容量が5TB。
日本ユニシスが提供するのは、「SQL Server SSD Appliance by Nihon Unisys」で、価格は3,045万円。構成は、サーバがUnisys ES7000(4P40C(Intel Xeon E7 Processor)、512GB RAM)で、ストレージがSANARENA MV110、ストレージ容量が3TB。