デルは12月14日、データセンターにおいてコンバージド、仮想化およびクラウドインフラへのスムーズな移行ならびに管理を実現する新しいソリューション、パートナーシップおよびサービスを発表した。

デルは、エンドツーエンドソリューションの一環として、コンバージドインフラ・ソリューションのひとつとなる、最近発表したActive Infrastructureを展開。Active System 800用に認定・承認・最適化されたワークロード・ソリューション・リファレンス・アーキテクチャの第1弾の発表によって、VDI、統合コミュニケーション、コラボレーション・アプリケーションなどの導入のための設計図をIT企業に提供する。

新しいワークロードに含まれる内容は、「Citrix XenDesktop リファレンスアーキテクチャを備えたDVS Enterprise Active System 800」、「VMware View リファレンスアーキテクチャを備えたDVS Enterprise Active System 800」、「Microsoft Exchange 2010 リファレンスアーキテクチャ」、「Microsoft SharePoint 2010 リファレンスアーキテクチャ」、「Microsoft Lync 2010 リファレンスアーキテクチャ」。

また、様々なクラウドストレージ・オプションを求める顧客に対して、新しいOpenStackベース製品、Emerging Solutions Ecosystemのパートナーが、オープンソースのクラウドやビッグデータソリューションを最大限に活用できるように、新しいオプションを発表。EqualLogicストレージを使用する顧客用に、Crowbar用EqualLogicドライバを2013年に提供する予定のほか、相互補完的、相互運用的なハードウェア、ソフトウェア、サービスなどを提供するために設計されたパートナーシップ・プログラム「Inktank」を発表した。 Inktankと提携して、OpenStackクラウドソリューションと互換性のあるクラウド基盤ストレージならびにCeph分散ストレージシステムを基盤としたストレージを提供する。