日立ソリューションズは13日、日立製作所(以下、日立)の統合システム運用管理「JP1」の活用を支援する「JP1ソリューション」のラインアップを拡充した最新版を発表し、14日から提供開始する。

JP1ソリューション 新体系

最新版では、ビッグデータを解析するためのオープンソース分散処理基盤「Apache Hadoop」のパフォーマンス情報を、サーバーの稼働状況をモニタリングする「JP1/Performance Management」と同社の独自の技術で見える化し、システム障害の早期予兆検知を可能とする「JP1連携ソリューション for Apache Hadoop」を追加した。これにより、システム障害の早期予兆検知を可能とし、顧客のシステムの安定稼働に向け支援する。

また、「JP1 Version10」の最新版で提供された「JP1/Automatic Job Management System 3 - Software Development Kit」を活用し、顧客独自の業務画面から直接業務の実行を可能にするなど、ジョブ運用に対する顧客の要望に応じたオリジナル画面を構築する「JP1ジョブ管理オリジナル画面構築ソリューション」を提供する。これにより顧客の業務の効率化や利便性の向上を実現する。