Evernoteは、Mac版Evernoteの最新バージョン「Evernote 5 for Mac」とGoogle Chrome用拡張機能「Chrome Evernote Web クリッパー」のアップデートを行った。ともにダウンロードは無料。
今回リリースされた「Evernote 5.0.4 for Mac」では、プレミアム会員向けの新機能として新たに「関連ノート」機能を搭載。同機能は、書かれている内容に関連するノートをアカウント内で自動的に探し、下部に「関連するノート」としてリストアップする機能だ。関連ノートの精度は情報量が多いほど高まるという。さらに、サイドバーの「ノートブック」や「タグ」にノートをドラッグ&ドロップすることで分類可能となったほか、最近使ったノートにすぐ戻れるように「戻る」や「進む」ボタンが追加されるなど、ユーザビリティが大幅に改善されている。
また、Webブラウザ「Google Chrome」で開いているWebページをワンクリックでEvernoteに保存したり、Evernoteに保存したノートをGoogle Chrome上で閲覧&検索できる拡張機能「Chrome Evernote Web クリッパー」にも、新たに「関連結果」が搭載された。同機能は、Googleの検索結果ページ内をEvernoteが確認し、検索結果に最も関連があると判断されたEvernoteアカウント内のノート3つが表示されるというものだ。関連ノートに表示されるノートをクリックすると、Evernote for Macでノートが開き、すぐに読んだり編集することが可能となる。
なお、本稿執筆時点では Mac App Store版のEvernoteはバージョン5.0.0のままアップデートされておらず、新機能を利用するには開発元サイトからダウンロードする必要がある。ダウンロード方法などについては、同社ブログを参照のこと。なお、App Storeでの公開は近日中に開始される予定となっている。