SCSKは12月13日、拠点間通信における通信速度の低下などの課題を分析し、通信品質向上や通信速度向上への改善策をレポート形式で無償提供する「SCSKネットワークパフォーマンス診断サービス」を、同日より提供開始すると発表した。

サービス提供対象は、通信事業者、データセンター事業者、機械、電子などの製造業、銀行、証券、保険などの金融業、大学をはじめとする文教分野、商社、小売などの流通業など。

「SCSKネットワークパフォーマンス診断サービス」は、さまざまな企業のWAN上の課題を可視化することで、十分なパフォーマンスが得られないといったネットワーク上の原因を分析し、回線コストを上げることなくネットワークを快適に利用するための手法を診断し、レポートとして無償で提供する。

申込みはオンラインから可能で、診断レポートはメール、FAX、営業提供などの方法で受け取り可能。サービス申し込み後、最短7営業日で提供される。

診断結果サンプル

特徴として、診断レポートはベンチマークテストとともに、具体的な数値をデータ(改善手法と、改善で得られるパフォーマンス向上の予測値を明示)として提供される。

また、同サービスは、クレアリンクテクノロジーの協力のもと、WAN高速化アプライアンス「RAPICOM」の導入により得られる改善効果についても同時に診断でき、診断レポートでは、「RAPICOM」を用いた場合の改善報告を受けることもできる。