佐川急便は12月13日、東京都江東区に、同社の物流施設としては都内最大規模となる大型物流施設を開設した。

都心や主要な港(東京、横浜)、空港(羽田、成田)へのアクセスがよい場所として選ばれており、敷地面積は約2万9000m2、延床面積は約7万5000m2

開設した施設は総合物流センターとしての機能に加え、佐川急便 東京本社とSGホールディングス 東京事務所などのオフィスも併設する。

佐川東京ロジスティクスセンター外観

施設は物流棟と事務棟からなり、物流棟では2種類の自動仕分け機を導入して効率化を実現。流通加工機能も備え、壁面・屋上緑化で環境にも配慮している。

事務棟では、施設内のPC環境をシンクライアント化したほか、LED照明の採用や自然採光など省電力化が図られている。またBCP(事業継続計画)対応として、高潮・豪雨などの災害に備え、重要な施設を2階に配しているという。