テックウインドは12月12日、企業向けネットワークスイッチ/ワイヤレス製品の開発/製造元の台湾Accton Technology Corporation(以下、Accton)製のホワイトボックス・データセンタースイッチの取り扱いを正式に開始したと発表した。

台湾Accton社製「AS5600-52T」製品イメージ

取り扱いを開始するのは、48ポートの10GbEと4ポートの40GbE(QSFP+)アップリンクを搭載する「AS5600」シリーズ、2製品4モデル。RJ-45インタフェース対応の「AS5600-52T」およびSFP+インタフェース対応の「AS5600-52X」をラインナップし、各製品についてL2/L3スイッチを展開する。

これらの製品は、Broadcom製の最新チップセットとLinuxをベースとしたネットワークOSを採用することで、1.28Tbに達するスイッチング能力と最新のネットワーク機能を取り込み、高性能でありながら低廉な価格と高い安定性を実現する。

また、OpenFlow機能無効化時には一般的なL2/L3スイッチとして動作するハイブリッド設計であり、低価格かつ高密度な10GbEスイッチとしても活用できる。特にRJ-45を採用し従来の1000BASE-Tとの下位互換性を有する「AS5600-52T」は、データセンターのみならず既存の企業内ネットワークにも手軽に導入が可能となる。

想定売価は158万円～で、すべて12月中旬から取り扱い開始予定。