矢野経済研究所は12月10日、スマートフォン / タブレット市場に関する調査結果を発表した。同調査は携帯電話・スマートフォンメーカーやPCメーカー、通信サービス事業者などを対象として2012年7月~10月に実施されたもの。

発表によると、同社は2012年におけるフィーチャーフォン / スマートフォンの出荷台数を、前年比9.3%増の16億5890万台と予測している。出荷台数の内訳はフィーチャーフォンが前年比8.1%減の9億5890万台、スマートフォンが前年比47.7%増の7億台となっている。

スマートフォンは先進国だけでなく、新興国・途上国においても低価格端末を中心に需要が拡大し、2014年にはスマートフォンがフィーチャーフォンの出荷台数を逆転する見通し。

フィーチャーフォン / スマートフォンの出荷台数実績・予測(発表資料より)

また、2012年におけるタブレット端末の出荷台数は1億1180万台と予想されている。2015年には、ノートブックPCを上回る2億3780万台まで出荷台数が伸びると見込まれている。なお、同調査におけるタブレット端末は電子書籍リーダーを含まない。

タブレット端末の出荷台数実績・予測(発表資料より)