アシストは12月7日、連想型高速インメモリBIツール「QlikView」のワールドワイドでのテクノロジー・パートナーでありGISソリューションを提供する仏Business Geografic(以下、Business Geografic)と、同社が提供するQlikView専用の地図連携ソリューション「GeoQlik(ジオクリック)」に関し、日本国内における総代理店契約を締結したと発表した。

MQlikViewとGeoQlikとの連携イメージ

今回、アシストは、地図情報との連動で、より視覚的かつ直感的な情報活用を行いたいという顧客からの要望に応え、Business Geografic提供の「GeoQlik」の取り扱いを開始し、QlikViewを活用した地図連携ソリューションとして積極的に提案していく。

通常、GISの構築には高額なコストと専門性の高さが必要となるが、OpenStreetMap(OSM:道路地図などの地理情報データを誰でも利用できるよう、フリーの地理情報データを作成することを目的としたプロジェクト)やGoogleMapを利用するGeoQlikとQlikViewを組み合わせることで、企業内に蓄積されたデータと視覚的な地図情報との連動が容易に実装可能となる。

例えば、エリア別の売上実績や顧客の分布状況などを地図上に多彩なチャートで表現することにより「どこで何が起きているか」を瞬時に把握することができるため、より俯瞰的で迅速な判断につなげることができる。このように、地図情報と連動することで、Where(どこ)の分析が強化され、俯瞰的な分析や業務上の課題発見が容易に実現される。

アシストは、「QlikView」の開発/販売元であるQlik Technologiesから「Elite Partner」として認定され、国内で「QlikView」のパートナー・ビジネス遂行を認められた販売代理店として90社以上のビジネス・パートナーと協力した活動を展開している。同社では全国10箇所の営業拠点からの販売/サポートに加え、これらのビジネス・パートナーとの積極的な協業により、今後もGeoQlikをはじめとする付加価値の高いサービスを、QlikViewの新規および既存顧客に対するユニークなソリューションとして提供していく。