リコージャパンは12月6日、A3サイズ対応のジェルジェットプリンタの新製品として「IPSiO(イプシオ) SG 7100シリーズ」を発表した。

「IPSiO SG 7100」

ジェルジェットプリンタは、速乾性GELJET ビスカスインク、高速印刷が可能なワイドヘッド、レーザープリンタ同等の用紙搬送システムを搭載したリコー独自のプリンタ。

新製品は、2010年6月に発売した「IPSiO GX e7700シリーズ」の後継機種で、従来機と比較して体積を約40%削減、動作時の平均消費電力も約25.8Wと26%低減している。凹凸の少ないシンプルでスタイリッシュなスクエアデザインやオフィスに調和するホワイトを基調としたカラーリングを採用した。

加速・減速印字技術によるマシン幅のコンパクト化

同社では、これまで、ジェルジェットプリンタを多く導入している教育現場、卸・小売業、各種店舗などをはじめとした業種・業務向けとして、また一般オフィスにおけるデスクサイドマシンとして設置することも可能としている。

連続プリント/コピー速度は、A4で29枚/分で、解像度は3,600相当×1,200dpi、1,200×1,200dpi。給紙量は標準トレイが250枚、マルチ手差しフィーダーが100枚。外形寸法は、529×360×213mm(A3用紙セット時:529×525×213mm)、質量は通常時12.9kg以下、最大23.8kg以下(マルチ手差しフィーダー、増設トレイ装着時)。

価格はオープン価格となっているが、市場想定価格は通常モデルが5万8,000円前後、標準の1年間無償保証に2年間保守が付いた安心3年モデルが7万8,000円前後となっている。