日本HPは12月6日、中・小規模企業向けに、仮想化環境に適したスケールアウト型ストレージ「HP StoreVirtual 4000 Storage」(旧:HP LeftHand P4000シリーズ)と、ファイルおよびアプリケーション統合向けストレージ「HP StoreEasy Storage」(旧:HP X1000/X3000/X5000シリーズ)を発表した。
「HP StoreVirtual 4000 Storage」は、クラスターテクノロジーをベースに、ハードウェアプラットフォームとソフトウェアを刷新したLeftHandストレージの第3世代に当たり、1Uサイズの筐体に、サーバ「HP ProLiant Gen8」のテクノロジー採用することで、省スペースなプラットフォームとなっているのが特徴。
エントリーモデル「HP StoreVirtual 4130」(4ドライブ搭載)と、大容量モデル「HP StoreVirtual 4330」(8ドライブ搭載)の2モデルをラインナップし、いずれも「LeftHand OS バージョン10.0」(旧:SAN/iQ)により、Windowsとの統合や管理機能の強化が実施されている。
「HP StoreEasy Storage」は、ファイルおよびアプリケーションの統合に適したストレージシステムで、サーバOS 「Windows Storage Server 2012」を搭載。同サーバOSはクライアントアクセスライセンス(CAL)を含んでいるため、CALを別途購入するコストを抑えることができる。
ラインナップは、小規模およびブランチオフィス向けの「StoreEasy 1000ストレージ」(StoreEasy 1430/1530/1630/1830)、小中規模~中規模向けの「StoreEasy 5000ストレージ」StoreEasy 5530)、中規模および大規模エンタープライズ向けの「StoreEasy 3000ゲートウェイ」(StoreEasy 3830/3830ブレード)の3モデルとなっている。
参考価格は、「HP StoreVirtual 4130」は84万円から、「HP StoreVirtual 4330」は126万円から、「HP StoreEasy 1430 3.5型」8TB SATAモデルは57万7,500円から、「HP StoreEasy 5530 3.5型」30TB ミッドラインSASモデルは378万円から、「HP StoreEasy 3830」ゲートウェイモデルは63万円からとなっている。