シュナイダーエレクトリックは12月5日、ラックマウントPDU製品のファームウェアをアップデートし、1つのIPを複数のPDUで共有できる「ネットワークポートシェアリング」機能の提供を開始すると発表した。

本機能により、これまで1台につき1つのIPが必要だったラックマウントPDUの管理を簡略化し、1つのマスターIPポート接続により最大4台のラックマウントPDUを共有化することで、IPの利用コストを削減する。

(上)ラックマウントPDU ネットワーク管理部分レイアウト (下)ネットワークポートシェアリングによる接続イメージ

ネットワークポートシェアリングに対応している製品型番は、「MeteredラックマウントPDU:AP8841、AP8858」、「SwitchedラックマウントPDU:AP8941、AP8958、AP8959」、「Switched PlusラックマウントPDU:AP8641」。

また、SwitchedラックマウントPDU製品型番「AP8958」が、シスコシステムズが展開するエネルギー管理ソリューション「Cisco EnergyWise」に対応し、データ統合が可能となる。これにより、データセンターやサーバルーム内でPDUを接続しているIT機器の電力使用状況をCisco EnergyWiseによって適切に管理することができる。

Cisco EnergyWise 対応イメージ