NECシステムテクノロジーは11月30日、「スマートデバイス・ソリューションセンター」を開設し、企業でのスマートデバイス活用を促進するソリューション開発を強化すると発表した。

昨今、スマートフォンやタブレット端末などスマートデバイスの普及に伴い、企業においてスマートデバイスを実際の業務の中でどのように使えるか試行しながら導入をしたいというニーズや、具体的な業務アプリケーションで、タッチインタフェースなどのスマートデバイスならではのユーザーエクスペリエンス(UX)を考慮した画面設計をしたいというニーズが高まっている。

NECシステムテクノロジーでは、特に関西や中国・四国地域の顧客からこのようなニーズを受け、「スマートデバイス・ソリューションセンター」を、企業におけるスマートデバイス活用を支援、促進する部門として新たに開設し「企業におけるスマートデバイス簡単導入支援」、「UXコンサルティングおよびUI構築ソリューションの開発」、「スマートデバイス向け業務アプリケーションの開発」等のソリューション領域を強化した。

同センターでは、顧客の現状システムを大きく変更することなくスマートデバイス導入を実現するサービスを用意。具体的には、外出先からスマートデバイスを使って、安全に社内システムの利用を可能にするリモートデスクトップ・サービス、市販のスマートデバイスを簡単に専用端末化するサービス、顧客が保有する多数の端末に対してOSや必須アプリケーション群を一括して搭載するキッティングサービス、スマートデバイス導入に伴うセキュリティ面の懸念に対してセキュリティ課題を診断するコンサルティングサービスなどを提供する。

また、ユーザーエクスペリエンス(UX)を考慮したユーザーインタフェース(UI)構築各種スマートデバイスOSについて、それぞれの特性を活かしたUIを実現するためのコンサルティングや構築ソリューション開発を提供する。

さらに、スマートデバイスのOSの種類を問わず、各種業務に適したアプリケーションを開発。今後、企業における活用の広がりが期待されるWindows 8タブレットにもいち早く対応。業務で活用するための導入からWindows 8ストアアプリ開発までを支援する。