21_21 DESIGN SIGHT、三宅一生デザイン文化財団、NHK エデュケーショナルは、「デザインあ展」を開催する。会期は2013年2月8日~6月2日(火曜日休館、ただし4月30日は開館)、開館時間は11:00~20:00(入場は19:30まで)。会場は東京都・六本木の21_21 DESIGN SIGHT。入場料は一般1,000円、大学生800円、中高生500円、小学生以下無料。
同展は、2012年度グッドデザイン大賞を受賞したNHK Eテレの教育番組「デザインあ」を主題としたもので、展覧会のテーマは「デザインマインド」。これは、日々の生活や行動をするうえで欠かせない"洞察力や創造力"と、無意識的に物事の適正を判断する"身体能力"の両面について育まれる能力を指しているという。
また、展覧会のディレクションは、同番組の総合指導を務める佐藤卓や、映像監修の中村勇吾、音楽を担当する小山田圭吾(コーネリアス)の3名が行う。来場者が「あ」という文字を描く「みんなの「あ」」や、中村勇吾とコーネリアスによる「モノオトと映像の部屋」など、音や映像を活かしながら、全身で体感できる展示を通じ、子どものみならず大人の「デザインマインド」を育むための試みを示していく。そのほか、同展示会には、阿部洋介(tha ltd.)、岡崎智弘、折形デザイン研究所、studio note、takram design engineering、Perfektron、plaplax、山田悦子(むす美)といった作家も参加する。
なお、佐藤はこの展覧会の開催に際して、「映像・音楽・物・ウェブサイト・テレビ番組を繋ぎ、デザインを脳で「理解する」ことよりも、まず人に本来備わっている優れた身体感覚で「感じてもらう」展覧会にしたいと思っています」とコメントを寄せている。