リコーは、A0/A1判対応デジタルフルカラー広幅複合機の新製品として、「RICOH MP CW2200/CW1200シリーズ」の2シリーズ4モデルを12月6日に発売する。価格はA0判対応のCW2200シリーズが185万円から、最大出力サイズがA1判のCW1200シリーズが165万円から(いずれも税別)。
今回発売される新製品は、同社プリンターのラインアップで採用されている「GELJETテクノロジー」をベースに、プロッター機能、スキャナー機能、コピー機能を搭載した大判対応の本格複合機。CW2200シリーズではモノクロ毎分3.2枚、フルカラー毎分1.1枚(共にA1ヨコ、プリンター・高速モードで普通紙に本体給紙部から出力した場合)、CW1200シリーズではモノクロ毎分3.0枚、フルカラー毎分1.0枚(共にA1タテ)という高速出力を実現しており、特にモノクロ図面の出力が多い設計業務などに最適とのこと。また、印刷時の平均消費電力は約120Wと優れた環境性能も備える。
本製品はこのほか、「imagio カンタン文書登録 V2」や「imagio カンタン私書箱プリント」といった同社の業務効率向上ソリューションにも対応(いずれも別売)。さらに本体には大判ドキュメントを読み取れる「フルカラーネットワークスキャナー」や、8.5インチの「大型フルカラータッチパネル」も搭載する。
なお、同社は今後、製品ブランドを「RICOH」に統一することを決めており、今回の製品から同社複合機のファミリーネームである「imagio(イマジオ)」の名称の替わりに、「RICOH MP」を使用する。今後は複合機以外にも製品ごとのファミリーネームの使用を順次終了し、製品/サービスの名称の頭に「RICOH」を付けて展開するとのことだ。
製品ラインナップ
製品名 | 「RICOH MP CW2200 SP」 | 「RICOH MP CW2200H SP」 | 「RICOH MP CW1200 SP」 | 「RICOH MP CW1200H SP」 |
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最大出力サイズ | A0判 | A0判 | A1判 | A1判 |
保守サービス | カウンターパック保守、 またはスポット(随時)保守 | 5年間保守サービス付 | カウンターパック保守、 またはスポット(随時)保守 | 5年間保守サービス付 |
価格(税抜き) | 185万円 | 195万円 | 165万円 | 175万円 |