トレンドマイクロは11月27日、Facebookユーザーを対象に実施したWebアンケート調査の結果を発表した。同調査は11月9日~11日にかけて、18歳~49歳の312名にアンケートを行ったもの。

発表によると、Facebookユーザーの利用状況に関する質問では、89.7%が実名を登録していると回答。出身地や居住地、学校名といった情報も多くの人が登録している。また、ほぼ毎日Facebookにアクセスするユーザーは全体の27.6%。60.9%は友人の投稿に対して週に1回以上「いいね!」ボタンを押しており、週に1回以上コメントをする人も49.4%いる。

このほか、Facebookでつながっている相手は、「社会人になってからの友人」よりも「学生時代からの友人」の方が多いという結果も出ている。

Facebookに登録している情報(発表資料より)

Facebookでつながりのある友だちとの関係(発表資料より)

Facebookに対する印象については、74.4%の人が「楽しいサービスである」と回答し、78.6%が「今後も使い続ける」と回答しているが、「プライバシーが気になる」と感じている人も83.7%いる。

Facebookに対する印象(発表資料より)

Facebook利用上の経験について尋ねた質問では、63.1%の人が、「友だち」承認したくない相手から「友だち」申請が送られてきたことがあると回答。また、33.1%の人は、Facebookに投稿した情報を知られたくない相手に見られた経験があると答えている。

Facebook利用上の経験(発表資料より)

Facebook上のトラブルや人間関係のストレスを避けるための対策を尋ねた質問では、49.4%のユーザーは、「自分が記事や写真・動画を投稿する際は不特定多数にみられてもよいレベルしか投稿しない」と答えている。なお、Facebookのプライバシー設定については、「設定方法が分かりづらい」「設定が面倒」と回答する人が多く、利用していると答えたユーザーは34.6%にとどまっている。

トラブルや人間関係のストレスを避けるための対策状況(発表資料より)

Facebookのプライバシー設定について(発表資料より)