富士通ソフトウェアテクノロジーズは11月26日、VMwareとFalconStor CDPを組み合わせた、低価格かつ簡易な構築・導入を実現する事業継続ソリューションの提供を開始したと発表した。
従来の方法で事業継続を検討する場合、高価なストレージや専用のサーバが必要になり、さらに構築作業もその都度の見積となり、万が一のための投資が高額となっていたが、今回のソリューションでは、VMwareで動作するFalconStor CDPを採用し、さらに構築作業の内容も明確にした定額とすることで、顧客が検討しやすいソリューションとした。
単にソフトウェアの提供だけでなく、動作環境として必要なVMwareの構築とFalconStor CDPサーバの構築など、システム導入から製品保守までを一貫して実施する。また、FalconStor CDPに標準機能として搭載されているRecoverTracは、復旧プロセスを自動化するため、システムに対する専門知識が少ないユーザーでも数分で復旧可能だという。
既に顧客環境にてVMwareを導入している場合、新規にハードウェアを含めたVMwareを追加構築することなく、既存のVMwareにFalconStor CDPソフトウェアを導入することで、初期投資コストを削減する。
ソリューション構成は、次のとおり。また、下記構成の場合の販売価格は、FalconStor CDP-VAライセンス、年間保守、構築サービスの場合で、188万円から。(Storage Capacity拡張分の費用は本価格には含まれない。その他、VMwareのソフトウェアライセンス費用及びハードウェア費用も含まれない)