イムラアートギャラリーは、展覧会「アートに見る「ミーム」 ――書・版画・日本画に見る伝統、技術、現代性の探求――」を開催する。会期は11月28日~12月10日、開場時間は11:00~20:00。場所は東京都・渋谷ヒカリエ内のCUBE 1,2,3。入場無料。
同展では、「文字・書」、「版画」、「日本画」といった芸術の領域において、伝統的な技術を受け継ぎながらも、新たな表現が感じられる作品にスポットを当てたもの。宮村弦による「書・墨象」、野嶋革による「版画・銅版画」、そして吉田翔による「日本画・墨画」が展示される。
なお、展覧会のタイトルにある「ミーム」とは、生物学者のクリントン・リチャード・ドーキンスが提唱した学術用語(造語)。社会習慣や文化が再現や模倣を繰り返して受け継がれ、発展していく様子を、複製・伝達・変異・淘汰を繰り返して進化する生物の遺伝子に例えた文化的単位(アイデア、価値または行動パターン)を表す。