Texas Instruments(TI)は、ZigBee Smart Energy、ZigBee Home Automation、ZigBee Light Linkの各ZigBee標準規格をサポートするZigBeeワ イヤレスネットワーク・プロセッサ「CC2538」の提供を発表した。
同製品とZigBeeならびにZigBee PROをサポートするZ-Stack 2.5を組み合わせる事で、幅広い機能を実現することが可能になると同社では説明する。例えば、スマートグリッドでの家庭内ネット ワーク、モニタリングシステム、照明ネットワークの構築をより簡単に実現し、開発コストと開発工数を軽減することが可能になるという。
また、堅牢なIEEE 802.15.4の無線機能に加えARM Cortexを統合しており、セキュリティ動作はすべて専用のアクセラレータ群が処理するため、複数のZigBee標準規格を並行処理するための、十分なプロセシング・パワーおよびメモリを確保することができるようになるという。
なお、同製品ならびに開発プラットフォームはすでにサンプル提供を開始しており、量産出荷は2013年第1四半期を予定している。