スマートスケープは、米・Tetra4D社の3D CADデータ変換プラグイン「Tetra4D 3D PDF Converter 3.5」をリリースした。
「Tetra4D 3D PDF Converter」は、アドビ システムズ社とTetra4D社による独占的な契約に基づいて提供される、Adobe Acrobat 向けのプラグイン。CATIA、Creo、NXなど30種以上のネイティブ3D CADデータをPDFに組み込み、3D PDFドキュメントを作成することができる。また、作成した3D PDFファイルは無償の「Adobe Reader」などで閲覧・再生が可能なため、共有も容易となっている。
今回のバージョンアップでは、従来からの「Adobe AcrobatX」に加えて、最新版の「Adobe Acrobat XI (v.11.0)」もサポート。また、変換対応フォーマットについても、新バージョンへの追従を行っている。追加対応されるフォーマットは、以下のとおり。
追加対応バージョン
Autodesk Inventor 2013、CATIA V5 R22(V5-6 2012)まで、CATIA V6 2012まで、SolidEdge ST5、Parasolid 25まで、PTC Creo Parametric 2.0、CAT Drawing
新規ライセンス価格は5万8,970円。Adobe Acrobat XI Proがバンドルされた新規ライセンスは11万8,940円、アップグレードライセンスは7万940円(すべて税抜き)。なお、メンテナンス&サポートに加入しているユーザーには、本バージョンのライセンスキーが順次発行されるという。
あわせて、同社はAdobe Acrobat対応の新プラグイン製品「Tetra4D 3D PDF Animate」「Tetra4D 3D PDF Compare」「Tetra4D 3D PDF Publish」も発売するなど、3D PDFのラインナップを拡充している。