ウイングアークとデータセクションは11月16日、ソーシャルメディアデータ分析・活用の推進で協業すると発表した。
2012年の日本のソーシャルメディア人口は、5,060万人(前年比143%)と爆発的に増加しており、ソーシャルメディアデータ(facebook、twitter、blog等)の収集・分析・活用は、企業活動において欠かせない要素のひとつとなっている。
データセクションはソーシャルメディアデータの収集・分析を2003年から実施・展開し、企業内データ(販売関連データ等)との連携にも積極的に取り組み、10億から15億件以上(同社によると日本最大)のソーシャルメディアデータ収集とノウハウを元に多くの実績がある。また、ソーシャルメディアに加え、慶応義塾大学SFC研究所との共同研究・各種研究機関との研究開発を実施し技術開発に取り組んできた。
ウイングアークの「MotionBoard」は、情報をダイナミックに可視化する情報活用ダッシュボードで、ビジネスインテリジェンス(BI)ツールとしてビッグデータへの対応や、スマートフォン・タブレット端末にも対応し、時間や場所を問わない意思決定をサポートする。
今回の両社の連携により、データセクションが持つソーシャルメディアデータに各種データを組み合わせた分析結果と、企業内データをリアルタイムに集計・分析しビジュアル化できる「MotionBoard」を連携させることにより、ソーシャルメディアデータと企業内データを同時かつ高速に分析できる仕組みの提供を目指す。これにより、経営者はもとより現場担当者においても、より高精度で豊富な情報に基づいた意思決定を行えるようになる。