インテルとゼンリンは11月14日、マルチプラットフォームで利用可能な地図アプリケーションの開発に向けて協力することを発表した。
インテルは現在、プラットフォームに関わらず快適に動作するコンピューティング環境の構築を進めている。またゼンリンは、絶えず収集されている膨大な地図情報を管理・最適化して提供する技術の開発を行っている。
両社は今回、HTML5の活用により、PCやスマートフォン、タブレット機器、車載機器などのマルチプラットフォームに対応し、絶えず変化するインターネット上のデータを地図上に反映できる地図アプリケーションの開発を推進することで合意した。
なお、HTML5を活用したWeb技術に精通するニューフォリアの協力のもと、車載用のコンセプトデモンストレーションシステムがすでに試作されている。両社は今後、インターネットを含むさまざまなサービスと地図情報との連携実証実験を行い、ノウハウを生かしたソリューションの実現に向けての取り組みを推進としている。