グリーは11月14日、最大169の国と地域でシームレスにアプリケーションの提供が可能となった「GREE Platform」を、Webアプリ向けに拡大することを発表した。GREEパートナーとなっているデベロッパーは、これまでのAndroid、iOS向けアプリに加えて、Webアプリの公開が可能となる。

また、Webブラウザ向けに最適化された同社のソーシャル・ネットワーキング・サービス「GREE」を、日本語や英語を含む14ヵ国語に対応させ、世界中のユーザーに向けて提供を開始することも発表。これにあわせ、グローバルのユーザー向け決済手段として、オンライン決済サービス「PayPal」を利用した決済やクレジットカード決済、世界40ヵ国で166キャリアに対応するキャリア決済を新たに導入する。

キャリア決済はPayPalが提供する決済サービス「Zong」を採用。Zongは、ZyngaやFacebookでも使用されているが、PayPalの発表では、日本のデジタルコンテンツプロバイダーとしては初めての導入になるという。Zongの導入で、クレジットカードや銀行口座を持っていないグローバルでのユーザー決済への対応が可能となる。