ティム・バートン監督最新作の映画『フランケンウィニー』の公開を記念して、展覧会「フランケンウィニーアート展」が開催される。会期は12月4日~12月23日、開場時間は10:00~22:00。会場は東京都・新宿三丁目のビックロ ユニクロ新宿東口店 1階。入場無料。

映画『フランケンウィニー』は、天才科学少年のヴィクターが、不慮の事故で命を落とした愛犬・スパーキーを"禁断の実験"で甦らせてしまったことで巻き起こる大騒動を描く冒険ファンタジー

同展の会場は、4つのテーマによって構成されている。「ティム・バートン監督のアーティストデスク」では、1984年の実写版オリジナル作品から今回制作された長編映画まで、監督自身が選んだスケッチやパペットを紹介。また、「屋根裏部屋」では小道具の複雑さを見ることができ、セット展示外側のスイッチの切り替えを鑑賞者が行うことができる。さらに、映画のセットが再現された「ニュー・ホランド小学校の教室」は、覗き窓を通じての写真撮影が可能なエリア。そして「フランケンシュタイン家の台所」では、ティム・バートン監督が育った1970年代のアメリカの家庭の生活感を再現している。

撮影に使用する人形を手にしたティム・バートン監督。今回の作品は、同氏が「味わい深く、ユニークで美しいアート・フォーム」と評したストップモーション・アニメーションと、最新の映像テクノロジーを融合させた"白黒3D"長編映画となっている

また、ビックロ限定の『フランケンウィニー』グッズの発売も決定しており、ティム・バートン監督描きおろしの絵が使われたポストカードやクリアファイルが登場する予定だ。それに加え、ユニクロ限定販売の同作グラフィックTシャツやウィメンズウェアも展開される。

なお、同展はスペイン・バルセロナからスタートして世界各地を巡回しており、ビックロが最後の開催地となる。