同社は、インドネシアのジャカルタ近郊に「PT. NIPPON STEEL MATERIALS INDONESIA」を設立し生産準備を開始、インドのチェンナイ市に「NIPPON STEEL & SUMIKIN MATERIALS INDIA Pvt. Ltd.」(仮称)を設立する。

メタル担体

「PT.NIIPPON STEEL MATERIALS INDONESIA」の資本金は約8000万円。設立は2012年3月8日、生産開始予定は2013年1月、生産能力は年間600万個。「NIPPON STEEL & SUMIKIN MATERIALS INDIA Pvt. Ltd」(仮称)の資本金は約1億6000万円。設立は2012年11月の予定で、生産開始予定は2013年9月、生産能力は年間600万個となっている。両現地法人とも、主な事業内容は自動車・二輪車排ガス浄化用メタル担体の製造・販売となっている。

同社では、二輪車や自動車の急激な増加により、インドネシアとインドのメタル担体市場が今後大きく拡大すると見込んでおり、これら現地法人の設立を通じて、増大するインドネシア、インドなどアジア諸国のメタル担体需要に応えていくとしている。