Texas Instruments(TI)は、スリープ・モード時に5μA未満の消費電流で動作可能な28-V、500-mAの同期整流降圧型DC/DCコンバータ「TPS62175」を発表した。

同製品は、出力電流100μA時に70%を超える電力変換効率を実現。スリープ・モード時に5μA未満の静止電流および、通常モード時に20μA(typ)の低消費電流を実現している。また、コスト効率の高い3個の外付け部品のみで動作が可能であり、2mm×3mmの10ピンWSONパッケージを採用しているため、68mm2の総合ソリューション・サイズを実現している。

なお、同製品は、すでに量産出荷を開始しており、1,000個受注時の単価(参考価格)は0.95ドル。入力電圧4.75V~28V、出力電圧3.3Vの動作条件で、デバイス動作および機能のテストに役立つ 評価モジュール「TPS62175EVM-098」も提供開始されているという。

TIの同期整流降圧型DC/DCコンバータ「TPS62175」のパッケージイメージ