SCSKは11月9日、1998年より販売している住宅業務管理システム「PImacs21(ピーアイマックス)」に、見積り機能などを強化した「PImacs バージョン4」を2013年2月より提供開始すると発表した。
「PImacs21」は、顧客情報から工程管理、原価管理、入出金管理、アフター管理に至るまで、住宅建築事業者の業務フローをシステム化した住宅工事に関わる情報を蓄積・管理・活用するシステム。注文請負住宅事業者の業務をほぼカバーするパッケージシステムとして、日本全国で多くの企業(販売以来、同シリーズは合計約600社)が利用し、財務会計システムへの仕訳連動機能や、FB(ファームバンキング)データ出力機能を標準で備え、経理部門まで含めた業務の効率化が可能となる。
今回、既存の顧客の要望、および保守期限が切れている他社ソフトウェアを使用中の顧客の要望を満たすべく、新機能を追加した製品の開発に着手、提供を開始することとなった。
追加される機能は、明細行の追加、コピー、上下移動、印刷しないメモ欄の追加など見積り明細編集機能の強化、表紙デザイン、レイアウト、タイトルの変更などの見積書の出力データ形式の柔軟性強化、実行予算作成の操作性向上、明細行の追加、コピー、上下移動、明細一括コピーなどの追加工事登録の操作性向上、売上予定一覧、未払一覧、未入金一覧など一覧系帳票の追加。
システムの価格は、1ライセンスあたり26万2,500円から(保守費用、導入支援費用は別途)。