富山県は11月10日、富山市舟倉地区の県有地においてメガソーラーの設置運営を行う事業者に、スパークス・グリーンエナジー&テクノロジー、東芝、熊谷組の3社を連合体として決定したと発表した。
メガソーラーの所在地は富山市舟倉で、面積は約20.4ヘクタール。
事業の主な概要は、発電出力規模が6000kW、年間発電量(想定)が697万4000kWh(標準家庭の約1900軒分)、運転開始予定時期が平成26年2月、土地貸付希望額が1平方メートルあたり年額50円となっている。
事業の特徴として、富山市内にメガソーラーの設置運営を行う「特定目的会社」を設立。発電効率の高い国産の太陽光パネルを採用し高い発電電力量を確保し、発電出力規模の30%増の太陽光パネルを設置し効率のよい発電を実施する。また、設計監理や土木工事、架台製作・据付、電気工事などの施工、維持管理において地元企業を活用し、見学用施設を設置する。