東京デザインプレックス研究所は、次世代のプロフェッショナルデザイナーを育成する新カリキュラムを開発し、ふたつの新たな専攻である「クリエイティブデザイン専攻」、ならびに「デザインストラテジー専攻」を発表した。
このたび発表された「クリエイティブデザイン専攻」では、基礎・専門知識の習得から課題制作、プレゼンテーション、そして講評といったサイクルを繰り返すことにより、デザインの「表現力」を習得することを目指す。また、「カラーイメージ」や「フォトイメージ」、「ラフ/イメージ」、「タイポグラフィ」、「レイアウト」の表現方法を実践レベルまで学習し、クライアントニーズをデザインで表現するための力を養成する。
一方、「デザインストラテジー専攻」では、ワークショップとリフレクションを繰り返してデザインのプロセスを基礎から学び、創造力や論理的な思考力を養っていく。国内外の企業の実例をもとにしたプロジェクトベースドラーニングによって、デザイン思考や戦略、プロセスを学ぶ。それに加え、企業から提案されたテーマに対して、ブランド戦略やデザイン戦略を用いながら実際に商品開発やデザイン制作を行っていくという。
なお、現在同校では2013年冬期・春期開講クラスの受講生を募集している。各専攻のカリキュラム・受講スケジュールなどの詳細は同校Webサイトを参照してほしい。