ディー・エヌ・エー(DeNA)やグリーなどソーシャルゲームを運営する6社は11月8日、利用者が安心してソーシャルゲームを利用できる環境づくりを目指した一般社団法人ソーシャルゲーム協会(JASGA)を発足したと発表した。
JASGAは、NHN Japan、グリー、サイバーエージェント、ディー・エヌ・エー、ドワンゴ、ミクシィの6社に加え、コンピュータエンターテインメント協会(CESA)、日本オンラインゲーム協会(JOGA)といった関連団体と関連事業者約50社の賛同を経て発足したもの。
JASGAでは、「ソーシャルゲームに対する自主規則」「青少年等に対する啓発活動」「カスタマーサポート品質の向上のための活動」の3点に重点を置いて活動を開始する。
「ソーシャルゲームに対する自主規則」は、プラットフォーム事業者に対する書面審査やソーシャルゲームのパトロール、利用者からの情報提供にもとづいた対応を実施することで、さらなる利用環境向上を図る。
「青少年等に対する啓発活動」は、各種シンポジウムや啓発イベントへの参加などを通じて、ソーシャルゲームの安心で安全な使い方ほか、主に若年層を対象とした情報モラルの向上活動を行う。
「カスタマーサポート品質の向上のための活動」は、ソーシャルゲーム業界に関する利用者の意見について各社のカスタマーサポート窓口が連携し、ユーザー対応の品質向上に向けた活動を進める。