日立コンシューマエレクトロニクスは、スマートフォン・タブレット端末と連携し、操作性の向上を図った教室や中・小会議室向けの液晶プロジェクターとして「CP-X4015WNJ」、「CP-X3015WNJ」、「CP-WX3015WNJ」の3機種を11月15日より発売すると発表した。
「CP-X4015WNJ/CP-X3015WNJ/CP-WX3015WNJ」外観 |
今回発売された3機種は、教室や中・小会議室向けのスタンダードタイプで、新たにiPadやiPhoneからワイヤレスでプロジェクターの操作などができるアプリケーション「Projector Quick Connection」に対応。また、マルチ表示モードに対応しており、写真やドキュメント、Webページなどを4画面まで同時に投写することができる。
型式 | 概略仕様 | 本体希望小売価格 |
---|---|---|
CP-X4015WNJ | XGAリアル対応4,000ルーメン、質量:約3.6kg | オープン価格 |
CP-X3015WNJ | XGAリアル対応3,200ルーメン、質量:約3.6kg | オープン価格 |
CP-WX3015WNJ | WXGAリアル対応3,000ルーメン、質量:約3.6kg | オープン価格 |
ランプの電力を制御する「Image Care」技術を応用した独自の「セーバーモード」と「インテリジェント・エコモード」に対応し、省エネを図っている。新たに搭載した「セーバーモード」は、設定した時間を超えて映像信号に変化がなかった場合、ランプの明るさを自動的に落とし、消費電力を抑えるもの。「インテリジェント・エコモード」は投写する映像の明るさに応じてランプ出力を自動調整するもので、この2つの機能を同時に有効にすると、本体消費電力を最大50%低減できるとする。
「セーバーモード」 |
「インテリジェント・エコモード」 |
また、ネットワーク経由で複数台のプロジェクターを同時に遠隔管理および制御でき、1台のパソコンから最大12台のプロジェクターへ同時に映像を表示することができる「マルチプロジェクター機能」や、1つのプロジェクターに接続された複数のパソコンやiPad・iPhone(最大50台)のうち、任意のパソコンをモデレーター(司会者)に設定し、モデレーターが端末を選択して表示する「モデレーターコントロール機能」にも対応している。
「マルチプロジェクター機能」 |
「モデレーターコントロール機能」 |
さらに従来機種からひき続き、清掃間隔5,000時間を実現してメンテナンス間隔を延ばした独自の「ハイブリッドフィルター」、罫線や地図などの画像があらかじめ内蔵された「テンプレート機能」や本体・リモコン操作部の日本語表記などを採用し、使いやすさを追求したモデルだと同社では説明している。
「ハイブリッドフィルター」 |