TIOBE Programming Community Index |
TIOBE Softwareから、2012年11月のTIOBE Programming Community Index (PCI)が公開された。TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。2012年11月におけるインデックスは次のとおり。
プログラミング言語 | インデックス | 備考 | |
---|---|---|---|
1 | C | 19.224 | 8ヵ月連続1位 |
2 | Java | 17.455 | 上昇傾向 |
3 | Objective-C | 10.383 | 上昇に転じる |
4 | C++ | 9.698 | 上昇傾向 |
5 | PHP | 5.732 | 6位から5位へ。上昇傾向 |
6 | C# | 5.591 | 5位から6位へ。下落傾向 |
7 | (Visual)Basic | 5.032 | |
8 | Python | 4.062 | |
9 | Perl | 2.186 | |
10 | Ruby | 1.739 | |
11 | JavaScript | 1.261 | |
12 | Delphi/Object Pascal | 0.995 |
先月の調査結果で久しぶりにインデックス値を下げたObjective-Cだったが、今月は上昇に転じており、10%台にまで到達している。人気の順位では3番目の位置にいるが、上昇速度はC言語やJavaとは比べものにならない。TIOBEでは毎年もっともインデックス値を上昇させたプログラミング言語に対して賞を贈っており、このままいくと2年連続でObjective-Cが受賞することになりそうだ。
11月ではこの他に、PHPがC#を抜いて5位にランクアップしているところが注目点といえる。これはPHPが上昇したのではなく、C#が下がっているために起きた現象となっている。C#は今年に入ってから長期的な下落が続いており、2010年時のインデックス値まで減少している。