ソフトバンクテレコム、ソフトバンクモバイルと米VMware(以下、VMware)は、VMwareの仮想化ソフトウエア「VMware Horizon Mobile」をベースにしたスマートフォン向けの高セキュリティソリューションで提携し、ソフトバンクテレコムがBYODサービスの提供に向け無償トライアルサービスを実施すると発表した。
トライアルサービスは、ソフトバンクモバイルが提供するAndroid搭載スマートフォン「Motorola RAZR(レーザー) M SoftBank 201M」を用いて提供され、2013年3月31日までの期間限定で実施される。申し込み期間は12月10日から2013年1月31日まで。
トライアルサービスでは、「VMware Horizon Mobile」によって1台のスマートフォン内に通常の物理的なスマートフォン環境とは別に仮想的な環境をつくり出し、それぞれの環境をインターネットアクセス用と企業内システムアクセス用に使い分けができるようにする。
これにより、ユーザーはプライベートの空間やアプリケーションはそのままで、企業アプリケーションやサービスを安全に利用できるようになり、所有するスマートフォンを個人用と業務用に使い分ける「BYOD:Bring Your Own Devices」の実現をサポートする。また、業務で利用するスマートフォンとしてもセキュリティが強化される。
トライアルサービスの提供内容は、「スマートフォン:Motorola RAZR M SoftBank 201M 2台」、「スマートフォン管理サーバ:VMware Horizon Mobile Manager(クラウド環境で提供)」、「接続環境:インターネットVPNアクセス」、「クライアント証明書2枚」。