バリオセキュア・ネットワークスは、Layer 8技術によるユーザ・アプリケーション管理や、レポーティング機能に対応した新UTM「VCR-Vario Communicate Router」の販売を開始すると発表した。

販売開始となるVCRは、「VCR25ia」、「VCR35ia」の2モデル。インタフェースは、10/100/1000ポート×4、コンソールポート(RJ45)×1、USB×1。3DES/AESスループットは、 「VCR25ia」が30/75Mbps、「VCR35ia」が50/80Mbps、アンチウィルススループットは「VCR25ia」が65Mbps、「VCR35ia」が125Mbps、IPSスループットは「VCR25ia」が70Mbps、「VCR35ia」が135Mbps、UTMスループットは「VCR25ia」が50Mbps、「VCR35ia」が90Mbps。外形寸法/重量はいずれもH44×W232×D153mm/2.3kg。

「VCR25ia」/「VCR35ia」

ネットワークの利用状況を可視化する、ユーザ、利用サービス別のレポーティングに標準対応しており、インターネット利用の許可・制限が可能。また、 必要な人に必要な速度を割り当て 職務や業務内容に応じた帯域の割り当てができ、インターネット常時接続への依存度が高いクラウドやウェブサービス利用に対応し、回線の2重化を実現する。

また同社は大塚商会と、ユーザ・アプリケーション管理や、レポーティング機能に標準対応したUTM機器による、SMB市場のセキュリティ強化への協業について合意したと発表。

両社は、今日のインターネット環境に対応したセキュリティ環境の構築支援として、バリオセキュアの、ユーザ、アプリケーション管理/レポーティング機能を標準搭載した「VCR-Vario Communicate Router」の販売と、販売促進、マーケティング活動における協力体制を構築し、安全な企業のネットワーク構築での協業を進めていくという。