国際石油開発帝石は11月5日、子会社のインペックス東インド沖石油を通じて、インドベンガル湾の深海域に位置する探鉱鉱区「KG-DWN-2004/6鉱区」の26%権益を、インドの国営石油・天然ガス会社 インド石油天然ガス(ONGC社)より取得すると発表した。
同鉱区はインド東南部チェンナイ市の東方約700kmの沖合に位置し、水深は約3000メートル、鉱区面積は1万0907平方キロメートルで、複数の油・ガス田が発見されている。
今回の権益取得により、同鉱区の権益比率はONGC社(オペレーター)34%、インペックス東インド沖石油26%、インド国営ガス会社のGAIL社10%、クジャラート州公営石油ガス開発会社のGSPC社10%、インド国営石油精製会社のHPCL社10%、インド国営石油開発会社のOIL社10%となった。
なお、同鉱区の権益取得は、インド政府の承認などを含む、権益譲渡契約上の先行条件の充足が契約発効のための条件となっている。