ファミリーマートは11月5日、伊藤忠商事およびSIAL CVS RETAILERS(SIAL)と、フィリピンにおけるファミリーマート店舗の展開について合弁契約を締結したと発表した。

SIALは、金融・不動産・通信・電機・水処理など幅広い事業を手掛けるフィリピンの財閥Ayalaグループと、フィリピンの小売グループであるRustanグループの共同出資によって設立された合弁会社。

12月には「Philippine FamilyMart」(PFM)をファミリーマート、伊藤忠商事、SIALの3社で設立予定。ファミリーマートとPFMでエリアフランチャイズ契約を締結後、2013年2月にPFMがフィリピンにおいてファミリーマート事業を展開していくとしている。

PFMの所在地はフィリピンのマカティで、資本金は2億7700万ペソ。出資比率はSIAL60%、ファミリーマート37%、伊藤忠商事3%となっている。

なお、ファミリーマートは東南アジアにおいて、既にタイ、ベトナム、インドネシアに出店しており、今回のフィリピンは4カ国目の出店となる。