スイス大使館とDesign Preis Schweizは、スイスの最も優秀なプロダクトやプロジェクト、コンセプトを紹介する展覧会「スイス・デザイン賞 展」を開催する。会期は11月6日~18日、開場時間は11:00~20:00。会場は東京都・表参道のスパイラルガーデン。入場無料。

過去の展覧会の様子 (c)スイス大使館

同展覧会では、各分野から選ばれた著名なスイスの専門家が、2段階のプロセスを踏む審査会でプロジェクトを選別し、国際審査会が選出した「スイス・デザイン賞 2011」の受賞作品ならびにノミネート作品を展示する。2011年度は、コミュニケーション部門より6件、家具部門より3件、プロダクト部門より7件、テキスタイル部門より5件、インテリア部門より6件、ファッション部門より3件、総合部門より4件、マーケット部門賞より20点がノミネートされた。

また、同展覧会に合わせ、11月10日 14:00~18:00には、「<<Genuine Swiss II>> スイス・デザイン・シンポジウム 」が開催される。日本とスイスのデザイン界から専門家を招き、スイスと日本におけるデザインの共通性やアプローチの相違などについて討論する内容となっており、入場無料(事前予約制)。同シンポジウムへの参加申込みは、スイス大使館のWebページより行うことができる。

なお、同シンポジウムには、チューリヒ芸術大学教授のゲルハルト・ブールマン、デザイナーのクラウディオ・コルッチ、デザイナー、武蔵野美術大学教授の深澤直人、Karimoku New Standardデザインディレクターのダヴィット・グレットリ、トーキョーワンダーサイト館長の今村有策 、前ローザンヌ美術大学学長のピエール・ケラー、スパイラル チーフキューレーターの岡田勉、アトリエオイ 共同創立者のパトリック・レモン、ビクトリノックス・ジャパン代表取締役CEOの田中麻美子といった面々が参加する。