日鉱日石エネルギー(以下、JXエネルギー)は11月1日、日本石油輸送(以下JOT)が2013年3月より、茨城県神栖市および福島県郡山市において開始するメガソーラー発電事業に参画することを発表。事業計画の提案やシステム設計などに協力し、太陽光発電システムを提供する。

今回のメガソーラー発電事業は、JOTが新たなエネルギー供給事業として、また、東日本大震災の被災地における復興支援の一助として取り組むというもの。

茨城県神栖市には、グループ会社の営業所隣接地に発電出力2.0メガワットの「JOTソーラーステーション神栖」(2.7万平方メートル)が、福島県郡山市には、ヤード(鉄道貨車の留置用線路)の転用により発電出力0.6メガワットの「JOTソーラーステーション郡山」(0.8万平方メートル)が設置される。

なお、JXエネルギーはメガソーラー事業において、宮城県仙台市および山口県下松市で発電事業を行うことを決定しているが、今回のJOTの事業参画により、メガソーラー発電事業としては初めてシステムを提供することになるとしている。